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加茂水族館がリニューアル。クラゲ100種類とパリ水族館の視察。

2026.04.02

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山形県鶴岡市にある加茂水族館が、「東北エプソンアクアリウムかもすい」として2026年4月1日にリニューアルオープン。
これに合わせてフランスのパリ水族館が視察に訪れ、モアドロはその撮影に帯同させていただきました。

世界一のクラゲ展示。その象徴的な空間

この水族館の最大の特徴は、クラゲの展示種類数が世界一であること。
直径5メートルの大水槽に漂う約1万匹のクラゲは圧巻で、館内でも屈指のフォトスポットとして人気を集めています。

ただ、この景色にたどり着くまでの道のりは決して平坦ではなく、かつては来館者数の低迷により閉館の危機に直面した過去があったといいます。
そこから起死回生の一手として打ち出されたのが、“クラゲに特化する”という大胆な選択でした。
飼育の難しさから多くの水族館が扱いづらいとされてきたクラゲに真正面から向き合い、試行錯誤を重ねながら研究と展示を積み上げてきたそうです。

リニューアルで広がる、「クラゲの聖地」の体験

今回のリニューアルでは、その象徴ともいえるクラゲ展示がさらに進化。
展示種は約80種から約100種類へと拡大し、小型クラゲを顕微鏡やルーペで観察できるコーナーや、バックヤードの一部公開によって飼育員の仕事を垣間見られる仕掛けも加わりました。
「クラゲの聖地」としての体験は、より立体的に広がっています。


東北とパリをつなぐクラゲ。現場で見えた関係性

撮影に同行する中で、パリ水族館の方々が時間を忘れ、まるで子どものように見入っている姿が印象的でした。
両館は2016年にクラゲ展示のパートナーシップ協定を締結し、研修の受け入れや希少種の交換など、長年にわたり知見を共有しています。
現場では活発な意見交換も行われており、その関係性の深さがうかがえました。

今回、このような現場にお声がけいただき関わらせていただけたことも、わたしたちにとって大きな喜びのひとつとなりました。
これからも、こうした東北と海外をつなぐような場面に関わりながら、小さくても「橋渡し」の一端を担っていけたら。そんなささやかな願いも生まれました。

さいごに

リニューアルによって、さらに魅力を増した「東北エプソンアクアリウムかもすい」。
山形に出かけるなら、ぜひ目的地のひとつとして訪れてみてはいかがでしょうか。